Kinderoper〜子供達のミュージカル〜


丁度1年ほど前、街で看板を見かけて、「星の王子様」の子供ミュージカルを観に行きました。

1年前の記事はこちら

そこはドイツの各都市にあるMusikschule(音楽学校)が主催の子供ミュージカルでした。
子供のミュージカルを街中にどどーんと看板出すなんですごいですよね!
まあ、確かに市や国が運営している施設だから、不思議ではないんですけど、でもすごい!私みたいにふらっと行く人もいるわけだし…。

当時私はドイツに来て早々だったから、感動したのなんのって!

たまたまその後に出会わせていただいた方に繋いでもらい、長い期間、その授業風景の見学に行かせてもらっていました。

もう、毎回子供達の歌声にどれだけエネルギーをもらったか!そして、先生達の音楽に対しての子供達に対しての信じる力がすごい!

なんども「私なら手を出しちゃうな…」(叩くとかではなくて助ける・声をかける・などという意味)という場面でも、しっかり音楽というツールを使って子供達を教育しているんです。

音楽を使って、子供達をリードして、しっかり向き合って一人の人間として接する。
私は日本にいるとき、子供達を子供扱いしすぎていたんじゃないかな…と思いました。

めちゃくちゃ小さい子供にも、しっかり音楽で伝えます。何かを強制される訳でもなく、自分で動いていく。そんな学校です。

そのキンダーオペラが今年もありました!

私はライプツィヒに戻っていましたので、コンタクトをとって、ゲネプロに伺いました!!

*ゲネプロってもう何十年も使ってきた言葉なんですが、ドイツ語からだったの知ってました?!Generalprobeが語源です!リハーサルはプローべ。私はドイツにきてから知りました…汗

子供ミュージカルといっても、劇場がまずとてもしっかりした施設!
子供や若者のための施設なのですが、いわゆるめっちゃちゃんとした劇場です。

http://www.theaterderjungenweltleipzig.de

音楽も、オケピットがあって、生演奏なんですよ!!すごすぎる!
さすが!こんな贅沢な空間でやるのか〜。といつ来ても羨ましくなります。

この日はリハーサルということで、子供達も興奮気味。
先生も総動員で子供達を動かしていきます。

ここでもやっぱり子供扱いしない。

当たり前のことですが、大人からしたら難しいことです。
怒鳴ったり、強制したりしたくなってしまいます。

でも、子供達にも舞台の上で役割を与え、大人たちもそれぞれの場所で役割を果たす。
ものすごく単純なことがきちんと機能していて、素晴らしかったです。

そして、何と言っても子供達の歌やお芝居の上手なこと!
歌は誰一人地声で張りあげることなく、本当に美しい。
今年もボーイソプラノのソロの子、そして主役の女の子、めちゃくちゃ素敵でした。
お芝居は子供ならではの感性、受信力、で劇場の空間や相手役の発信をキャッチして、本当に素直な表現でした。

素直なリアクションがあって、そこに技術がのるものだよなぁ。
と私も再確認しました。

技術を叩き込んだら、本来の表現に蓋がされてしまい、誰がやったって同じことになってしまいます。
とにかく、そんな本来持っているものを引き出しているのが良くわかる、素敵な空間でした。

何より、繋いでくれた方に感謝です!


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