Musikschuleを見学な毎日


実はご縁がご縁を呼び、ライプツィヒのMusikschuleの見学へ行かせてもらっています。
Musikschuleとは、ドイツのほとんどの市町村に設けられている青少年音楽学校のこと。もちろん公的な機関です。

2歳から、空きがあれば大人も通うことができる音楽の学校です。
楽典やコーラス、また音楽に慣れるための授業を主に見学させてもらっています。

きっかけは、このMusikschuleで先生として教えていらっしゃる方とお会いしたこと。
その時に、判明したのですが、私がライプツィヒに来て初めて観劇して感激した(ダジャレw)キンダーオペラの「星の王子さま」。あの演目はこのMusikschuleの主催だったのです。
なんという偶然というか必然に嬉しくなってしまい、その場で「見学に行くことはできないですか・・?」と聞いて見ました。
その方が学校に取り合ってくださり、結果、こうやって毎日見学に行かせていただくことになったのです。

正直、目から鱗!!!
というか、先生の教え方が上手すぎて、毎回授業が一瞬でおわっていきます。
もちろん年齢によって教え方やスピードを変えたり、とても考えられた授業なんだろうな、と毎回感心してしまいます。

ある日、興味深いシーンがありました。
コーラスの授業の時に、一番前で歌っていた女の子が飲み物を盛大にこぼしてしまいました。
彼女はおそらく5歳か6歳。小学校に上がるか上がらないかくらいの年齢です。
コーラスの先生は片目でチラッと彼女をみて(つまり、こぼしたことは認識しています)、そのまま完全に無視!!
こぼした彼女はしばらくじっと考えて、教室を出てトイレに向かい、トイレットペーパーを持ってきました。
床を拭き、まだ濡れていたので、もう一度トイレからトイレットペーパーを持ってきて、最後まで拭き、汚れた紙はゴミ箱へポイ。
そしてコーラスの練習に戻っていきました。先生は相変わらず何事もなかったかのようにレッスンを続けています。

私は「私が先生だったらどうするかな・・?」
と思いながらみていました。

もしかしたら、私だったら授業を中断して拭きにいったり、こぼした子供のフォローに回っていたかもしれないな・・。と思いました。
だけど、彼女は全部自分一人でできました。
自分で考えて自分で解決しました。

ああ、可能性や考えることというのは、いろんな形でサポートもできるし潰すこともできてしまうんだな、と感じました。

何より、教育者である先生一人一人が自分のポリシーというか方法をしっかり持っていて、上手に使いこなしているんですよね。
プロである限りそれは当然なのですが、やっぱりすごいなあと感心してしまいます。

こんな機会があって私は本当に幸せです。
できる限り吸収していかなくちゃ!と気持ちを引き締め直しているところです!写真は学校内のものはもちろんお見せできないので、ある日の夕暮れです*ムジークシューレ2


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