デンマークへの旅⑥〜ワークショップが教えてくれたこと〜


さて、デンマークへの旅もいよいよ終わりに近づいてきました*
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さて、演劇ワークショップもいよいよ最後へ。
コラージュから言葉を見つけ、その言葉を体で表したら、次はストーリー作りです!
言葉と言葉をつないでストーリーを作っていく。
私も状況によって誘導はしますが、結末は必ず参加者の皆さんで決めてもらうようにします。
そう、”決める”のは参加者の皆さんであって、講師の私ではないのです。

5日間に渡って行ったワークショップもいよいよ終盤。
「最終日は発表をしましょう。」と言うことで、ゲストも招いての発表を行いました。
デンマーク16いつもの稽古場にお客さんが入るだけなのですが、やっぱり違う空気が流れますよね。
ちょっとした緊張感もあり、いつもと違って「お客さんが来るまでに仕上げなければ!」と言うちょっとしたプレッシャーもあり、でもそれが良い形に働き、とっても素敵な空間になりました。
デンマーク15これまでみんながして来たこと。今日までにどんなことを感じたのか、少し説明させてもらい、無事に終了しました。

このフォルケホイスコーレには、授業の中にも”演劇”のクラスがあったり、こうやってワークショップにもたくさんの人が来てくれたりと、ますますヨーロッパでは”演劇”がとても身近にあるんだなあと実感しました。

終わった後は朝までパーティ…!若い!日本から留学に来ていた学生中心にいろんな話をしました。
もちろんデンマークやシリア、ケニア、中国など多国籍な方達も一緒に。

高校を出るときや、大学を出るとき、はたまた就職したあと、いろんな時期に「私って何がしたいんだろう。」「どうやって生きていけばいいんだろう。」と考えることがあると思います。
国籍も違えば環境も違い、何もかも違う背景の中ですが、ここにある命はそれぞれ同じです。
そんな中で、一人一人が一生懸命に考えること。
それって、何より大切なことだと思うんです。

そして今を大事に生きること。
今、自分はどうするべきなのか。
なにをして、生きていくのか。
敷かれたレールはもう、この世の中、あってないようなものです。
元々レールなんて存在していないのかもしれません。
日本から大学を休学して来ている学生。
デンマークで大学に行く前に来ている学生。
命からがらシリアからやって来て生きるためにここにいる学生。
中国から自国の教育に疑問を持って勉強に来ている方。
同じ命なんです。
そして、はっきりしていることが、どちらの命も、どちらの決断も素晴らしいのです。

彼らが真剣に人の話に耳を傾け、ワークに参加し、一生懸命経験すること、それが今後彼らが考えていくことの種になります。

今回のワークショップでは私の方がたくさん彼らから教えられた気がします。
一歩外に踏み出すのはとても勇気がいること。
だけど、それって今、自分にとってとても必要なことなのかもしれません。


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