りっかりっかフェスタに参加してきた話


YUKUEという大きなプロジェクトが終わった翌日
衣装も小道具も整理をしないまま私は神戸空港に向かっていました。

向かうは10年以上ぶりの沖縄です。
「公演終わったので夏休み?」と色んな方から聞かれましたが、そうではなく…笑

沖縄では毎年、りっかりっかフェスタという世界青少年演劇フェスティバルが行われていて、それにWS受講生として参加するためでした。
りっかりっかフェスタについてはこちら⬇️
http://riccariccafesta.com
とても素晴らしい取り組みなので、是非チェックして欲しいです!
もう、本当に感動します…!(言葉にならない…)

私はこのフェスティバルの一環で行われたイヴィツァ・シミチ氏のWSを受講するために沖縄入りしました。
募集要項はこちら↓イギリス時代の友達が勧めてくれたのがきっかけで応募しました。
https://www.okigeiren.net/事業案内/
たった5人だしな〜公演翌日だしな〜って思いながらも、とても興味があったので、応募。
何事も応募してみないと分かんないもんです。
結果が来た時はちょっと嬉しかったです。


参加メンバーはみんな国内外で活躍するアーティストばっかり。
毎日のWSで触発されました。面白かった。
6日間本当に缶詰で、WS、観劇、シンポジウムや語り合い…で、沖縄にいる実感はほとんどしませんでしたが濃厚な6日間でした。

みっちり朝から夕方まで受けたイヴィツァのWS。
本当にこのタイミングで受けることができてよかったです。
彼の言うことや信念、それは演劇というか人間、生命に対してへの問いかけでもあるようで、私にとってはどの言葉を切り取っても頷けるものでした。
とっても久しぶりに役者としてデモンストレーションをしました。
私は役者ではありませんが、役者を対象としたWSだったので。
久しぶりのパフォーマンスはなんというか、色んな枠が取れた自分がいて、ある意味原点に戻れた気持ちになりました。
私が救われた演劇って本来、こういったもんだったなあ。って。

たまに人前でやるのは良いですね。
そして、役者としてクリエイションに参加するのも。
演出ってどうしても第三者として見ないといけないし、何がどうなっているのか理解しているつもりでも、やっぱり体感すると違う。
良い経験でした。

そして驚いたのが、このフェスティバルに、俳優として、そして運営として、色んなところでロンドン時代の仲間がいた事。
惠子ちゃんのレミゼ(ダヴィデ・ドーロ演出)は、本当に斬新で好きだったし、なおさんは運営として、演劇界を引っ張っていた。
こうやって、真剣にアートの可能性を考える人が増えたらいいな。

結局今回はラッキーなことに私は参加させてもらえたけれど、これは絶対に役者が受けるべきだと感じました。
何より、このWSだけでなく、りっかりっかフェスタのことすら知らない俳優が多すぎで唖然。
海外ではものすごく有名なこのフェスティバル。児童演劇、青少年演劇、もちろん私たちにとっては大切なテーマで、参加してみて本当に多くの学びがありました。

「時間がない」「お金がない」
それが「興味がない」に変わっていかなければいいな。

今回のように、旅費も宿代も負担してくれるようなそんな機会も必ずあります。
「興味がある」なら、アプライしてみて。

最終日、飛行機の乗る直前にタクシーで一人行った海。
せっかく沖縄なんだから、最後に海は見たーい!と思いました。海って偉大!
若い頃、10代の終わりのものすごくとんがっていた頃、たまに何もかも嫌になって一人海辺に来ていたな、と思い出しました。
あの頃と、変わったようで、何にも変わっていないのかも。

この経験はきっと、持ち帰ってこれからの糧にします。
そしてこれからもずっと、学ぶ姿勢を忘れないようにします。
勉強は苦手だけど、学ばないとね。始まらない。

日本にはたくさんの真剣にアートと向き合っている人たちがいるという事。
アートの可能性を信じている人が世界中にいる事。
きっと、これで救えることが私たちにはある。
馬鹿みたいかも知れないけど、時間がかかるかも知れないけれど、私はアートで救いたい人や社会がある。
だからまだまだやらなきゃいけない。
向き合わないといけない。

一人では生きたくない!
私は寂しい人間で、私は人間が好きな人間だから。
だから、アートを使う。
アートがひどい使われ方をしているなら徹底的に戦う。

だけど、挑戦するにも戦うにも、やっぱり学びは大切だから。

そしてそれは、武器になるから。

表現者、アーティストにはみんなに知ってほしい。
生み出すには受け入れることが必要だということ。

それも、私の役割なのかな。わかんないけど。


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