YUKUE−ライラック−開幕まで


もうすぐ稽古が始まるという段階です。
スタッフはスケジューリングから打ち合わせから疲労困憊の中頑張ってくれています。
打ち合わせも連日のように行われて、私も日々、白目。。。
いよいよ現場がスタートするので、次は私たち現場の人間たちが本気にならないといけない。そんな時期です。
白目になっている場合ではないのです。

大きな組織の中にいると、正直ポッキリと心が折れてしまいそうなことがあります。
そこを踏ん張って、どこまで戦えるか、それが作品の良さを左右することだってあります。
時に頑固に、時に柔軟に。きついけど、頑張るしかない。

一人でドイツで書いている時。
日本に帰って、スタッフたちと打ち合わせをする時。
役者や音楽家が集まって稽古現場がスタートする時。
そして、本番。
そのどれもを感じているのは、原作者であり演出家である私だけなのかも知れません。

だからこそ、そのバランスはいちいち気になります。
気にしてもしょうがないことかも知れないですが、気になります。
どれだけの人数が関わっているかなんて、自分が全体を通して存在しない限り分からないものです。
小さな規模なら一回集まろう!よっしゃ頑張ろう!で済みますが、そんなことは不可能です。
そこは私という人間を通して紡がれている信頼関係なので、ある意味全てが鏡なのかも知れません。

考えても仕方ないので、私は作品で返すしかないって思っています。
作品と向き合って、出演者と向き合って、良い現場にするしかないと思っています。
その他のことは信頼できるチームにお任せするしかないんです。
今までの私だったら、そのあたりのことも自分で出しゃばってしまうところなのですが、もはや今の組織の中で私の力はミジンコレベルなので、信頼して任せるしかない。
その分、作品で返すしかない。

今回の作品は個人的に物凄く思い入れのあるものです。
なので、思い入れのある信頼できる役者、音楽隊、スタッフさんに集まってもらいました。
だけど、私だけの思い入れじゃどうにもならないのが演劇作品、総合芸術。
ここからが本領発揮と言った感じです。がんばろ。

どんな時もどっしり構えて、余裕を持ってやることって大切だけど。
やっぱり、まだまだ私には未経験で、必死のパッチでやる時期なのかもしれない。
だけど、場所は用意されていて、あとは走るだけなんだから、足並み揃えて走るのみ。なんだと思う。

役者も、音楽も、スタッフも最高のチームなんです。
前回に引き続き最高のメンバーが揃ったと思っています。

今は主に作曲チームと夜な夜なやりとりしていますが、本当に素晴らしい楽曲が上がってきて言います。頼もしい限り。
7月23日。たった1日です。
だけど、間違いなく「もう一回観たい!」と思えるショーになります。
待っていてね。
ブレずに進みます。




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