芝居ブvol.2 腐った生チョコレート


今月の中頃、まだ肌寒かった3月の真ん中あたり
2回目となるプロジェクト”芝居ブ”の「腐った生チョコレート」が終了しました。

2年前、お酒の席でお酒大好きな3人のミュージシャンに誘われた1人の脚本演出家(あたし)。
それまで主催をするなら一人でしかやったことがなかったから共催って言うのが新鮮で楽しくて、一度きりの企画と思っていたら2年後の今回、またまたやることになり
あのシェアハウスを舞台にして、また芝居ブをやろうということになりました。

毎月集まって色々と話し合いながら進めましたね。

私はと言うともちろん基本的にフラフラしておりますので、企画の段階からあっちに行ったりこっちに行ったり。
この「腐った生チョコレート」の大半はアルバニアで執筆しました。
海を見ながら頭の中は腐っておりました。

個人的には2月にやった「YUKUE」や「せかい」を見てくれた方がこの芝居ブにも足を運んでくださったことが嬉しかったです。
またP⭐︎MAP時代の作品を知っている方も客席におられたそうで
終演後、声をかけてくださったりととても嬉しく感じました。

作風が全然違う!!
と驚いてもらえたら嬉しいです。
そう、こんな脚本も書くんですよ。

シェアハウスの住人は前回からのタケオ、サルー、やっぱりやって来る兄ちゃんをはじめとして甘子とAMIという新しいキャラクターを登場させ、時代は10年以上遡った2003年〜2005年。
みんなどこかダメでだらしなくて、自信がなくて、そんな中、前向きにマイペースに、笑いながらなんとなく生きている。
そんな世界を書きたかったんだけどどうだったかな。

「未完了でもいいんだ!って感じました。」と言ってくれたお客さんがいて、
普段はお客さんの感想にいちいち反応しないんだけど
今回はこの感想がこの物語のすべてを突いている気がしてとても嬉しくなりました。
あまり完了した話を書かない私なのですが
人生ってやっぱりそんな点が誰にでもあって。
そりゃぐちゃぐちゃ言ってないでやれよ早く!っていうのが理想なんだけど
そう毎日うまくいかないのが人生なのであって。
気分がのらない日もあれば、頭が痛い日もある。
人に迷惑がかかるなーと思いながらも
何となくズルズルしてしまう。
結果、迷惑がかかっちゃう。
それでも、何となくうやむやにしてしまう。
綺麗事ばっか並べたら、なんてダメなやつなんだ!なんだけどね。
でも、そういうところが人間らしくて私はそんな人を書くのが好きです。

ヒーローと悪役しかいない物語も面白いけどね。
そうじゃない話もたまにはどうぞ。
スッキリしない感覚もたまには楽しんでみてください。
ま。
スッキリする方だったと思いますけどね。今回のは。

素敵な座組で今回も楽しかったです。
みんなが楽しそうに芝居をし、楽しそうに演奏している姿が印象的でした。
なかなか無いですからね。
楽しいだけじゃいけないんだけど。
楽しいだけのもんがあってもいいじゃない。

一旦これで長いリレーのような本番ラッシュもおしまい。
次は夏に向けて、走っております。

その前に5月にもちょっとしたイベントが。
また公開していきますね。


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