33歳になった話

先月のことですが、33歳になりました。ゾロ目〜!
思い描いていた30代を過ごしいるかは正直ハテナだけど
多分、思い描いていたより、楽しい毎日を過ごしています。

20代で海外に出て、大きく人生が変わりました。
今は留学や修学旅行なんかでも海外に出る機会が多いので
10代の人もガンガン外に出ていてすごいなあって、単純に思います。

私は実際に自分で働いてお金を貯めてからしか国外に出ようと思わなかったし
…ってこう書くとカッコ良いけど、大学生の頃とかは海外よりも興味があることが多くて
どちらかというと、ダンスしたり演劇したり音楽したり、自分自身の技術的なところに注目していたのかも知れません。
いや間違いなくそうで。
多分、自分以外に興味がなかったんですね。

いや、今も自分に一番興味があるんだけど。
海外に行っている自分が一番好きなんだけど。
とにかく、自己肯定感が昔から強いので、その点は30代になっても変わらないというか、より日に日に大きくなっているからなあ。
でも、間違いなく。
今、ホームと呼べる場所が世界にいくつかあって
何も考えなくても、歩ける、土地を知っているところがいくつかあって
そこには会いたい人がいて。
それが今の私のベースというかナチュラルな生き方ですね、確実に。

でも、もしかしたら…
そういう人間になるような環境だったのかも、とも思います。
中学校の頃から京都の学校に行っていたから
河原町も梅田も定期券内だったし、
休日には神戸でも遊ぶし、心斎橋にも行くし…
みたいに、いろんな場所を知って遊びに行くのが好きになれる環境で生きてきたのかも知れません。

33歳はどんな1年になるかなぁ。母が桜の時期に産んでくれたので、桜が好きです。
32歳は挑戦したけれど、33歳はもっと挑戦、になる予感ですね。
雁字搦めになっても、呼吸しながらやっぱり自分のことが一番好きでいたいな、と思います。

ちなみに33歳の誕生日は東京で過ごしました。
楽しかったね。

イタリアンいただきました。

うちに来たらええやん。

最近ちょっと人生最大くらいのピンチ〜なことがありまして〜。
家族のことなんで控えますけど、簡単に言ったらごっそりお金がなくなっちゃいましたw
これまあ笑けるくらいの額がピョーンとなくなっちまってですね。
でもまあ、こんなこと人生にはあるだろうし、
もっと先々なんか何があるか分からないし〜。
命があるだけで儲けもんくらいで生きているので、そこは何故かどっしり構えている私なんですけど。

ただ、まあ人と会うことが生きがいってほどの人間なので、ここをどうしよう?と。
今私はドイツに戻る前のな〜んにもしていない日々なので
もちろん何か収入があるわけでもなく…。
人に会いにいくのってさ、お金がかかる!
…って思ってたわけですよ!

でもな、人と会って何がしたいの?
私は話を聞きたいんですよ。
私、自分語り聞くの嫌いじゃないんです。
むしろそれが私の血となり肉となるわけなんです。
だけど大人になると「会う」ってなると、「お茶しよ〜」「ランチしよ〜」「飲みにいこ〜」ってなるわけなんです。
ああ、金かかるやん!
お茶も言ったら600円くらいかかるでしょ。ランチ1000円。飲んだら3000円〜4000円。
金かかってしゃーないわ!

ちょっと前までの私はやってたんです。
しかももちろん酒が好きなので、毎日のようにだれかと飲みにいく。
そして、話は尽きない。
終電は尽きる。
はい、タクシー。なんて。
現金なんか常にすっからかん。
だけどまあね、収入もありましたから、大丈夫だったんですよ。

でも、これじゃいかん。
見直しじゃ!!!となるとですね
ほら、やっぱり飲み会のコストって半端ないわけです。
スーパーで買って家で作ったら1週間に3000円〜4000円で大人2人生きていけるんですよ。
酒は飲みたいからメルカリの売り上げでビールを買うっていう現代の物々交換で手に入れたりしてね。
じゃ、やっぱりなかなか気軽には飲みにいけないな。
じゃあ、どうしようかな。

でも私のしたいことは人と会って話を聞くこと。
作家としてこれはなくなっちゃうと商売に支障が出るんですよ。
別に会って話せるんやったら、何もいらん…。公演のベンチでもいいわけ。
で!

考え付いたのが、うちんち来なよ!って企画w
呼べばいいじゃん!って。
私は家から一歩も出ずに、お金もかけずに、とりあえず、来なよ。って。
誰も来なくても家だし、普段の日常だし。
誰かが来てくれたら楽しいし。

私は紅茶が好きなので、公演の差し入れとか歓送迎会とか、何もない日にもたくさん紅茶をいただくんです。
なので、うちに紅茶はいっぱいあるぞ!
コーヒーも私は飲まないけど、夫が昔買ってあんまり使ってない(勿体無い)コーヒーメーカーもある!

いやもう呼んじゃお!って。
で思いついたので、まずFacebookで非公開のイベントを作って、会いたいなーって思った友達に招待状を送ってみました。ドンってw

めっちゃ正直w
そんで招待したら、ぽいぽい人が来てくれるんですねー。すごい!
みんな、交通費使って来てくれるの!
手ぶらでいいって書いてるのに何か持って来てくれる人もいるし。
私もかまわず作業しちゃうし、時間がかぶったらその人たち同士で仲良くなったりとか。何気にそんな場所が作れるのってとても嬉しい。

自宅でお茶会。
コスト0で人に会える方法。
これ思いついちゃった自分に拍手w
Facebookで招待状送った友達限定だから個人情報はバレないし。
ってこの記事書いてる間にも「今から行きます〜」ってラインが。
面白い〜!これはますます面白い〜〜!

お金ないけど時間はある!
そんな人にはオススメすぎる。
ちょこちょこ掃除する癖もつくから、家が汚い人にもオススメですよw

ライプツィヒで食べるギリシャ料理

お天気ですね。
春らしい、晴れたり雨が降ったり。
お花見にはまだ寒いので早く暖かくなって欲しいような
もう少しこのウダウダした気候を楽しみたいような
そんな気持ちなのは私だけ?

さて、今日はライプツィヒで食べたギリシャ料理のこと。
多分11月にライプツィヒに戻った時に連れて行ってもらったレストラン。
ギリシャ人の友人が予約してくれたレストランで中心からはちょっと離れたところにあります。

もうオサレ。
メニューの時点でオサレ。
ディナーに行きましたが、結構いい値段します。
ランチはそこそこお手頃だとか。

なんだっけな。もう名前を忘れてしまったけれど最初はこのウォッカみたいなんで乾杯ね。
アルバニアに行った時も飲んだなあ。食前酒やな。

頂いたのはこちら。
お肉と、イカ!!!!後はやっぱりポテト。
ライプツィヒは海が近くにないので、海鮮は本当に貴重。
普段は、マーケットまで買いに行かないと新鮮なものは手に入りません。
やっぱり、日本人としては魚介類にテンション上がっちゃいますね。
ここのお店のイカさんは…めっちゃ美味しかったです。(値段が高いだけある!)

なかなか外食はしませんが、この日は1週間だけライプツィヒに戻った私へ友達が集まって食事会を開いてくれました。
食べるのに必死で、仲間との写真はありませんが…とても嬉しく、楽しいひと時でした。
こんな時はちょっと奮発して外食してもいいですよね。
量はかなりあって、シェアしても食べきれず…もちろんお持ち帰りさせてもらいました。
どこでも基本的に持ち帰らせてくれるシステムは本当にありがたい。
日本もこうなればいいのになぁ〜。

前回のライプツィヒはたった1週間だけ。しかも前後はベルリンだったので、本当に超特急でした。
だけど、多くの人が会いに来てくれたり、新しく知り合えた方もいました。
本当にどこにいても私は人に恵まれている…!
恵まれすぎていてどうやって恩返し、恩送りして行こうか考える毎日です。

またもうすぐライプツィヒに戻りますが、場所ももちろん恋しいけれど、ドイツの友達に会えるのが本当に楽しみ!
もちろん入れ替わりはどこでもあることだけど、世界に友達がいるのって本当に素敵だし楽しい!

話は逸れましたが、ライプツィヒでギリシャ料理が食べたくなったら、ぜひ!

レストランのURLです!

http://www.mytropolis-leipzig.de

目玉マヨパン

唐突にいつものブログみたいなことを書いてみます。
と言うか4月からもう少しちゃんと書こうと思いまして…。
ドイツにいる頃は当たり前に毎日書いていたんですが
日本に帰るとなんと言うか、プツンと糸が切れてしまうんですね。
なんででしょう。
新年度はもう少しちゃんと書くぞ!
でも書くことが無いぞ!
なので、ドイツで作っていた目玉マヨパンの作り方を。(いつか記事にしようと写真を取っていたのさ〜)
(ホンマは新元号の話とかした方がいいのかもね、ま、私らしいと言うことで)

はい、今回はこれ!の作り方です。
ドイツにいる間も、なんなら日本でもよく作っています。
結構高カロリーなのでおやつに食べると危険ですが、朝とか遅めのブランチとか、しっかり食べたいときはいいです。
目玉焼きとマヨネーズの組み合わせってま、間違いないですよね…。

はい。まず、食パン(なんでもいい)にマヨネーズで土手を作ります!
この土手作りが大事!
しっかり溢れないように作って。土手を。
ちなみにドイツのマヨネーズは日本のマヨネーズよりも味が薄い!
日本に帰ってからマヨネーズを使うと、キューピーってこんなに味が濃いんだ!と驚かされます。

これね。ドイツのスーパーにはどこでも売ってると思います。
味は薄め!(しつこいw)
だけど、ブラックペッパーと合わせたり醤油(大体大きなスーパーには売ってるよん)と合わせたりすると結構いい味出します!

卵は、あのパンの上の土手の中にダイレクトに割ってONしてしまってもいいんだけど
私は他のコップやお椀に先に出しておく派です。
壊れちゃわないように、リスク低めです。
この卵さんを、マヨネーズで作った土手の上にON!

上にはお塩を。
これはKräuter Salz。
Kräuter…うーん。ハーブの一つかな。
結構お茶とかもあって、美味しいですよ。
これはハーブが入った塩です。そんなに癖がないから美味しい。

そしたらそのままオーブンへドーン。
うわ〜汚い。オーブンの扉。すみません。。。。ドイツに帰ったら掃除します。
何分かはいつも適当で、なんとなく覗いて卵が固まっていたらOKです〜。

普通に美味しい。
普通に簡単。
日本でオーブンがなかったらトースターでもいいよね。
3分くらいでいいんじゃないかな〜。(わかんない)
ちょっと時間のある時の朝やブランチにどうぞ!
私もまた作ろ〜!

久しぶりにブログっぽいブログでした。
告知とリポートだけでしたのでね。
また、ドイツに戻るので、ドイツ生活もシェアしたいと思います〜!

あと、LINE@が地味に100人を突破したので、遅くなりましたらライブ配信も行いたいと思います。
これはFacebookの「せんすおぶわんだぁ」のページから配信しますので、なんとなく覚えておいてもらえると嬉しいです。
また、配信の日とか告知しますね!
新学期はSNSも力入れていきまっせ〜
せんすでした!

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芝居ブvol.2 腐った生チョコレート

今月の中頃、まだ肌寒かった3月の真ん中あたり
2回目となるプロジェクト”芝居ブ”の「腐った生チョコレート」が終了しました。

2年前、お酒の席でお酒大好きな3人のミュージシャンに誘われた1人の脚本演出家(あたし)。
それまで主催をするなら一人でしかやったことがなかったから共催って言うのが新鮮で楽しくて、一度きりの企画と思っていたら2年後の今回、またまたやることになり
あのシェアハウスを舞台にして、また芝居ブをやろうということになりました。

毎月集まって色々と話し合いながら進めましたね。

私はと言うともちろん基本的にフラフラしておりますので、企画の段階からあっちに行ったりこっちに行ったり。
この「腐った生チョコレート」の大半はアルバニアで執筆しました。
海を見ながら頭の中は腐っておりました。

個人的には2月にやった「YUKUE」や「せかい」を見てくれた方がこの芝居ブにも足を運んでくださったことが嬉しかったです。
またP⭐︎MAP時代の作品を知っている方も客席におられたそうで
終演後、声をかけてくださったりととても嬉しく感じました。

作風が全然違う!!
と驚いてもらえたら嬉しいです。
そう、こんな脚本も書くんですよ。

シェアハウスの住人は前回からのタケオ、サルー、やっぱりやって来る兄ちゃんをはじめとして甘子とAMIという新しいキャラクターを登場させ、時代は10年以上遡った2003年〜2005年。
みんなどこかダメでだらしなくて、自信がなくて、そんな中、前向きにマイペースに、笑いながらなんとなく生きている。
そんな世界を書きたかったんだけどどうだったかな。

「未完了でもいいんだ!って感じました。」と言ってくれたお客さんがいて、
普段はお客さんの感想にいちいち反応しないんだけど
今回はこの感想がこの物語のすべてを突いている気がしてとても嬉しくなりました。
あまり完了した話を書かない私なのですが
人生ってやっぱりそんな点が誰にでもあって。
そりゃぐちゃぐちゃ言ってないでやれよ早く!っていうのが理想なんだけど
そう毎日うまくいかないのが人生なのであって。
気分がのらない日もあれば、頭が痛い日もある。
人に迷惑がかかるなーと思いながらも
何となくズルズルしてしまう。
結果、迷惑がかかっちゃう。
それでも、何となくうやむやにしてしまう。
綺麗事ばっか並べたら、なんてダメなやつなんだ!なんだけどね。
でも、そういうところが人間らしくて私はそんな人を書くのが好きです。

ヒーローと悪役しかいない物語も面白いけどね。
そうじゃない話もたまにはどうぞ。
スッキリしない感覚もたまには楽しんでみてください。
ま。
スッキリする方だったと思いますけどね。今回のは。

素敵な座組で今回も楽しかったです。
みんなが楽しそうに芝居をし、楽しそうに演奏している姿が印象的でした。
なかなか無いですからね。
楽しいだけじゃいけないんだけど。
楽しいだけのもんがあってもいいじゃない。

一旦これで長いリレーのような本番ラッシュもおしまい。
次は夏に向けて、走っております。

その前に5月にもちょっとしたイベントが。
また公開していきますね。

せんす発表会 「せかい」

遅くなりましたが、先日「せかい」が終了しました。
私の生徒さんを中心に構成された凸凹メンバーによる”発表会”。
あえて”公演”ではなく”発表会”と名付けたのにも意味がありまして。
観にくれた方にはその意味がわかったと思います。

演劇にはもちろん観に来る人を楽しませる、考えさせる、感動させると言う面もあります。
でもそれだけだったら狭い間口は狭いまんま。
学校などで積極的に取り入れられていない分、一部の演劇好きな人にだけしか伝わらないものになっているんじゃないかと思います。

私は昔、演劇に救われました。
たまたま入っていた演劇部でたまたまお芝居をしていたので、気がつけば救われていました。
なんでもいい。演劇でも歌でもダンスでも絵を描いたりすることでも。
それだけのこと。いわゆる副教科?副教科にもならない?
だけど、そこに没頭することによって、自分をある意味客観的に捉えることができて、ふわっと楽になったと言うか。

なのでね、演劇を使って発表するその機会で
何か演じる側にも(もちろん観にきていただく方にも)何かしらのきっかけになるものができないかって言う考えから生まれたのがこの企画。

参加者の中身は
女子高生、LGBT、全盲の方と相方の盲導犬、女子大生、OL・・・様々すぎる顔ぶれ。
演目は私が昔に上演した「せかい」のリメイクなんだけど劇中で、自分気持ちを言葉にしてもらうシーンをいくつか作りました。
それじゃ講演会やればいいんじゃないの?
って感じだけど、いやいや演劇の中に組み込まれているからこその届くものがあったと思います。

そして、本番中や終わった後のお客さんも含め、皆さんの表情を見ていると、ああ、やってよかったなあ。という気持ちになりましたよ。
10日前に自分の公演が終わったばかりだったので、体力的にはなかなか大変でしたが、心はポカポカ。やって良かったね。
反響もあり、嬉しい限り。
またいつか、こんな機会も作れたらいいですね。

お疲れさん。

YUKUE -序章 –

今更だけど2月12日、YUIKUE -序章 -がBIGCATにて終了しました。
観劇いただいたみなさま、関係者の皆様、本当にありがとう、お疲れ様。
序章にも関わらずBIGCATは超満員。
立ち見が出るような盛況ぶりで、ありがたいばかり。
一夜限りだったので、反響というか、この後の展開はわからないけれど、
多くの方に目撃してもらったので、良かった。ありがとう。

やりたいことを詰め込んだ序章だった。
そもそも頭の中にある本編を、切り取り、順序を変えてオムニバスにする。
その中にも線の通ったものを作り上げていき
順に壊していく。
そんな世界を作ったつもり。

同業者には受けが良くなかったけれど、面白かったのが異業種のアーティストから好評をいただくことが多かった。
なんというか、正直、日本のエンタメ至上主義に疲れきった私にとって
これは本当に嬉しかった。
これを舞台にあげるのは、額縁のない絵画を見せるようなものだということは始まる前からわかっていたし
私一人がやるならいいけれど、それにこんなにたくさんの人を巻き込んでいいのかしら、という迷いはあった。

難しいけれどやるしかない。
言葉や文章が専門の私が、言葉を使わない方法で表す。
正直、難しかった。
ダンスや歌は私のコンテンツではないので、そこをどうやって扱うかは信頼できる仲間に託すしかない。
そこには葛藤もあったし、違った関係が生まれていくのもわかった。
見たくないものが見えた瞬間もあれば、拍子抜けするほど単純な回答もあった。
今回のベストには落ち着いたと思うからそれで良い。

何事も、やり遂げないと、ただのビッグマウスで終わる。
私が去年BIGCATでやると言った時もそう。
自分自身もこうやってBIGCATで作品を上演し、今、次の制作会議に向けて考えているなんて思いもよらなかった。
誰だって最初はビッグマウス。そこからどう実現するかが鍵だ。

アーティストはビジネスマンと組むべきだと思う。
少なくとも、私のようなニッチな芸術をする人は。
私の周りのビジネスマンは「先生の好きにしなはれ。」と稽古場には一切来ないし、楽屋にも入らない。
私を通してつながりを生み、もちろんその他のものも生んでいく。
私は分かんないのでそちら側には一切口出ししない。
これがなければ、好きなアートなんて生まれない。
こんなこと、当たり前なんだけど、誰もがその方法を見つけるのに苦労する。
やりたいことだけをやるのはとても綺麗事で、でもある意味とても簡単なこと。


やりたいことだけをすればいいんだ。

YUKUEの序章は私にそう思わせてくれた。
それは、目に見える、キャストやスタッフだけでなく、裏でオーガナイズしてくれた人がいたからこそ。
昔P⭐︎MAPという名前で公演を打っていたが、そのころを何が違うの?とよく聞かれる。
答えを言うならば私が基本的に裏に関与していないと言うことだ。
そこに絡んでくるいざこざ、目に見えない圧力、期待、勝手に失望されたり傷つかれたり…大きくなっても回せるなんて到底思わなかったから、手放した。

今との違いはそこだ。

今、私が回しているのは、作品だけだ。
だから半端なく全てを注げる。この環境はものすごくありがたい。

YUKUEの序章を世に出すにあたって、私は正直怖かった。
エンターテイメントじゃなくちゃいけなくて、”泣かせ”なくちゃいけなくて”感動”しなきゃいけなくて”伏線を回収”しなくちゃいけなくて、”勇気”を与えなくちゃいけない、そんな縛りから抜け出したかった。
誰もが自由な発想で生きていいのに、それを奪っているのが、想像力を欠如させているのが今の世の中なんじゃないかって、言うなればそれだけを、言いたかった。
ただ、それだけ。
エンタメを批判しているんじゃない。だけど、エンタメじゃないといけない、日本の商業界、PR界、社会全体が怖かった。

公演を終えて、確かに手応えを感じたのも事実。
言葉や握手でそれを表現してくれたお客様がいて、これはすごいものになると確信してくれた関係者がいた。
ああ、やってよかったな、と思った。

そして何より、一緒に走ってくれた仲間。
彼らがYUKUEを作ったと言っても過言じゃない。
私は何か持って稽古場に来てくれないと、何も出て来ない演出家だからね。
彼らが私を演出家にしてくれたんやと思います。
ありがとさん。

さ、次に向けて走ります。
ご報告とお礼が遅くなってごめんなさい。
本当にありがとうございました。

せんす

YUKUEを観て欲しい理由2

理由1はこちらから↓
https://www.sens-of-wonder.com/blog/tips/2686/

”正直に、悔しいと。
正直に、ここからスタートすると。
正直に、必ず大きな場所でやると。
正直に、応援してほしいと。”

そんな宣言をお客さんの前でした私。
たった15人のお客さんの前で。泣きながらw
なんやねん、新人かよ。
一応13歳から演劇しててさ、年数だけは食ってるのにさぁ
なかなか格好悪いな。私。

だけど、心は新人のつもりだった。
ここから、やっていこう。
そんな覚悟だったんやな。
今から考えても笑っちゃうけど、こっぱずかしいけど。

それから間も無く、YUKUEが動き出すのだけど、
何もかもが急展開で決まったので、
やることは山のようにあった。

今回、あえて「せんすtheatre」とつけたんだけど…

私のスタイル。みたいなんを確立したかったんだな。
「いのうえ歌舞伎」みたいな。
でも、正直、一体何が私のスタイルなんかわかんなかったのも事実。
そんな中で、だけど走り出してしまったもん、止められない。
分かんない中走るなよって言われそうだけど、
外側から環境がやって来ちゃったし、船に乗らないのもらしくないし、
乗るんなら、舵取ろうってことで。

そのせいで、メンバーにはたくさんの不安やフラストレーションを与えているのも分かってる。
なんやねん今までのやり方とちゃうやん。って顔している人もいれば
こういうことがしたかったんか!って人もいる。
空気を気にしてくれる人もいる。
正直、くじけそうなこともあったけど、そこにいる全員がYUKUEを納得できるものにしたいって気持ちが共通していた。
だから、何度も自分自身に問いかけた。

せんす theatreって何よ?

そこにいたメンバーのお陰で、なんとなく。これちゃうかって分かってきた。
今更?分かっとけよ。
もうチケット発売しちゃってる。
なんならVIPは完売しちゃってる。

でも、今わかってきたんだからしょうがない。

私のスタイル。
言うなれば…

脚本 せんす 
作曲・演出・振付 All members

なんやわ。
作曲・演出・振付は、その場にいる人全員。
指揮は振るけど、任せちゃう。
いつでも音楽や出演者とずっとやりとり。
ラインは常に鳴りっぱなし。
現代的でしょ。
ラインだったら時間のある時に読めるしね。
稽古がない時だって、いっぱい話す。
呼ばれたり私が呼ぶことも。
アイディアは常に吹き出していて、こうしたら?って送られてくる。

音楽とキャストは別で稽古に入っているから、出来上がった音源はどんどんDropboxに更新されていく。
私はそれをメンバーに投げる。
すると、振り付けや構成の案が返ってくる。
それを稽古場で突き合わせる。
やっぱり0にして考え直そうなんて事もザラ。
だけど、そんな時間は無駄じゃないと思う。

第3者として見るのは私だけだから、もちろんそういう意味では<演出>なのかもしれないけれど。
そこはさ、せんす theatreやから。

でも役割として振付家がいるわけでもない。この中で、全員で作っていく。時には役割を決めて、時には決めずに。

その中で衝突もあるしその度にじっくり話し合う。

キングコングの西野さんが絵本を分業で作って話題になったけど
なんとなく、その舞台版をやっているような気持ちになってきた。
少しだけ彼の世界に触れる機会がここ数日あったんだけど、
なんとなく、分かったかも知れない。


私も、好きなんですよ。人が。
好きなんですよ、その人の才能を感じるのが。

自分が絶対だなんて思っていない。思えない。

だって、すごいもん。みんなのアイディア。

私は曲は作れないし、振付もできない。
演出だって、思いつくときと思いつかないときとがある。
言葉はあれかな、ちょっと自信がある。

統一性がなくなるんじゃないか。
とか、言われるかも知れないけれど。
じゃあ、統一性のある作品だけが正解なんか?と思う。
他にも楽しみや喜びはあるかも知れない。
その探求をしているんです。私たち。

それだけYUKUEを考えてくれるメンバーがいることに喜び、時には涙し、信念を持って作り上げたいと思います。

しのごの言わずに観に来てください。
アートで世界を変えようと思っています。

私って全然すごくない。
こう思う毎日です。
みんなを振り回してばかりだ。
情けなくなります。
焦るし、怖さもあります。

だけど、走り出してしまったんだから。
そして、一緒に走ってくれているメンバーがいるんだから。

不安になってる暇はないんです。
不安は酒と一緒に飲み干して、やるしかない。
正直、キャストチームも音楽チームも制作も、ギリギリのところで全員頑張っている。
誰もが妥協したくないって思ってる。

2月12日、一回限りの序章のために。

これ、観なかったら後悔するよ。
そして、もっともっと驚かせるからね。
まだまだたくさんあるからね!
ついて来てね。

2月12日
BIGCAT

https://t.livepocket.jp/e/2_425

YUKUEを観て欲しい理由1

2019年2月12日19時。
一夜限りのショーをやります。
その名はYUKUE。

この際だから話そうと思う。
どうして、YUKUEが生まれたのか。
生もうと決めたのか。

元々、3000人規模のお客さんの前に現れるはずだった企画から、私は退いた。
円満に別れたと言って良い。
ここは。
深く言わない。

私も良い大人だし、昔からしたらだいぶん角が取れたと思う。
理解して、納得して、反省までした。
実力不足なんだ、とそれなりに。

日本に帰ってまた1からだ、と思っていた。
だけど、日本に帰国して初めてのイベント。
15人の客席を見て、凄く、色んなものが込み上げてきた。
1からじゃない、15からだし。
この会場のキャパ的には15人入れば埋まって見えるような会場だし。
イベントだし。

だけど、正直な話。

悔しかった。
今年の2月に、amhallで見た景色とはまるで違っていた。
これまで自分がプロデュースして来た公演で見る景色とも全然違った。
イベント自体が失敗だったと言っている訳じゃない。

だけど、完全に悔しかった。
腹が立った。自分に。
ちっちゃい事をした自分に。
お客さんが呼べなくても採算の合う様な事をした自分に。

イベント自体は失敗じゃないよ。
同じようなイベントは続けていきたいと思っているし。

だけど、そう言う問題じゃない。

自分のショボさに腹が立った。
基本的にお客さんの前で話したりしない私だけど、ここで宣言しないと女が廃るとおもった。
女が廃ると言うか、“せんす“が廃る。

終演後、『ちょっと良いですか。』とお客さんの前に立った。
出演者にも何も伝えていなかったので、ポカンとしていた。

自分の気持ちを素直に話した。

正直に、悔しいと。
正直に、ここからスタートすると。
正直に、必ず大きな場所でやると。
正直に、応援してほしいと。

人は正直に話すと感情が動く。
涙が溢れてしまった。

あまり悲しい気持ちを共有する事に慣れていない私にとっては、とても恥ずかしかった。
だけど、溢れてしまった。

そこから…

実際その日にその客席の中にいた方からご縁を頂きました。

2月12日
BIGCAT

ごめんなさい。
正直に告白します。
行ったことも、見たこともない、知らない場所でした。

『O CAT?あの、難波の?』
『いえ、BIGCATです。心斎橋です。』

と、トンチンカンなやり取りをしたくらい。

ライブハウスだそうだから
ミュージシャンの友達に聞いてみた。

『それは、凄いことやで。』
『なんでなん、いくら払ったん?』
『コケたらヤバイ箱やで。』

ざっくり、こんな返事が返って来た。
なんとなくだけど、BIGCATという言葉に周りがざわついているのが分かった。

一瞬で心が決まった。

やる。

私だけのアートをやる。

BIGCATで、見たことのない景色を見る!

瞬時に頭の中には何人かの顔が浮かぶ。

もう、いいや。
無茶だと思ってくれて良い。
お金(ギャラ)はほとんど出せない。
笑われても良い。
BIGCATの事を聞いた時のように、『コケたらヤバイで。』とか、言われるかも知れない。
そうなったら、その人とは一緒にやらなければ良い。
妥協はしたくない。

信頼できるメンバーに声を掛けた。
キャストも、スタッフも、駄目元だった。
わたしには未知だったから。

即答。

だった。

『やるよ!』『やるに決まってるやん!』

ラインの向こうで正直泣いた。
私はまた、いつものしょーもない被害妄想で、彼らからの信頼までも消そうとしていたから。

朝四時まで電話で相談にのってくれた奴もいる。
東京から駆け付けてくれる奴。
大事な仕事を蹴ってまで出てくれる奴。
予算度外視で、面白い!やってみよう!と言ってくれる人。

(何人か被ってるけどw)

一気に動いた。

やろう。

私はセルフプロデュースが苦手だ。
一人で何かするのが苦手だ。
基本的には現場で考えたい。
誰かと一緒に走りたい。

そして、私と一緒にまだ走ってくれる人がいた!

絶対にこけない。
こけさせない。
最後まで走りきる。

実はここに、もう一人キーパーソンがいるんだけど、その話はまた今度。

私が貫きたいものが何か、が分かると思う。
私が守りたいものが何か、が分かると思う。

だから、お願い。
目撃してください。
後悔させないからね。

https://t.livepocket.jp/e/2_425

↑チケットご予約はこちらから。

シュワっとね

12月22日絶対素晴らしい!STYLEY本気のパフォーマンス!

今朝、家を出るときに、こんな招待状が届きました。

越田歩さん率いるSTYLEYhttp://styley-f.com/about/の本気の公演のチケットです。
もう、なんていうかね
このチケット、デザイン、9(9回目なんだって)のメッセージカード、丁寧な文字。
これだけで、確信しますね。正直。
この公演は大成功するわ、間違いなく。
本気の発表会、毎年1000人規模の観客席は感動に包まれるんだとか。
間違いないと思いますね。

越田さんと初めてお会いしたのは、劇団WAOの振り付け現場。
今、私はWAOさんの第2回公演に向けてアクティングアドバイザーとして関わっていますが、その第1回公演の演出を手がけたのが彼女です。
はっきり言って力がある彼女。
才能のある、天才だと思います。
作り出していく振りは想像を超えるものでした。
センスある!!その場で直感と閃きを大事にしながら、何よりも愛を持って創作している現場で、とても感動しました。
そして、また、謙虚!!
やっぱりね、プロってそう言うところやと思うんですよ。
フラ〜っと行っただけの私なのに
「せんすさん、アドバイスください。」
初対面ですよ?
2〜3言しか話してないのに、そんな相手にアドバイス求めに来る?
しかも、目線は常に下から。人を見下ろさない。
初対面の人に、しかもその現場の演出家に、ひざまづいてアドバイスを求められたのは初めてでしたね。

それがプロなんやな。
3歳から踊っているし、今やSTYLEYは全国区のチアダンス、新体操の組織に。GIFTと言う会社の代表取締役を務める彼女。
生徒三谷スタッフの数はどのくらいいるんだろう。
ちょっとネットで彼女のことを調べましたが最初は5人の生徒さんからスタートして500人まで増えたんだとか。
普通に成功者ですよ。有名人ですよ。
でもね、その姿はどこまでもフラットで、繊細で、愛があります。

私がドイツから帰国するとき、「すぐにでも会いたい!」と一番に連絡を取り合ったのが彼女でした。
お互いなかなかハードなので、早朝に梅田で会うっていうw
話をして、いつかどう言う形かわからないけれど、一緒にお仕事ができたらいいなあ、と思っています。

そんな彼女、そして彼女の生徒さんの集大成。
伺わないわけがありません!
行きますよ!
とても楽しみです。
チケット発売開始から一瞬で埋まって行った客席。
それだけ期待値が高いんでしょうね。
めっちゃ楽しみ!