YUKUEー鼓動ーオーディション台本


こころ こころの母 シン シンの彼 鎖 Yume 医師
トレ ニーナ ナツ セリグ フクロウ

シン  「私死のうと思ってる。」
こころ 「私死のうと思ってる。」
シン  「あんな。」
こころ 「あのね。」
シン  「こんな苦しい思いするくらいなら。」
こころ 「どうせ死ぬんだから。」
シン  「どうせいつか死ぬんやし、早い方がええやん。」
こころ 「だから。」
シン  「せやから。」
こころ 「死んでしまおうかなって。」
シン  「なんで死なへんかったんやろうって。」
こころ 「あの日から。」
シン  「もうとっくに死んでもうたんよ。」
こころ 「心が。」
シン  「湧いてこおへんねんか。」
こころ 「生きようっていう気持ちが。」
シン  「死にたい。」
こころ 「死にたい。」
シン  「死んでしまいたい。」
こころ 「死んでしまいたい。」

私たちは「死にたい時代」に生まれた
舞台は二つの部屋を挟み真ん中に不思議な空間
機械の隙間から現れるのは世にも不思議な世にも不気味なフリークスたち

M パレード

こころが一人

こころ 「まただ。びっくりした。この夢ばっかり。よく休みなって、休めるはずがない。こんな所で。ああ、まだバクバク言ってる。…まだ、バクバク言ってる。…なにか、飲みたい。」

カラフルな衣装を着た誰か

ニーナ 「誰か?」

誰か

ニーナ 「ニーーーーーーーナ!」

ニーナ

ニーナには腕がない
腕がないニーナはどうにかこうにかして、水を運んでくる

ニーナ 「はい、どーぞ。あ、あとねこれがね、ストロー。」

こころ 「はい、どーも。じゃないのよ。ねえ、消えてくれない?休めって言うけど休まんないよ、こんなのばっかり出てこられちゃあ。」
ニーナ 「喉乾いたんでしょ。」
こころ 「乾いたけど。」
ニーナ 「あなた取りに行けないじゃない。自分じゃ。」
こころ 「うるさいな。」
ニーナ 「どうせ寝られないんでしょ。」
こころ 「寝られない。今何時?」
ニーナ 「時は西暦2572年15月マイナス104日。」
こころ 「嘘つけ。適当に言うな。だから何時?」
ニーナ 「3時。」
こころ 「ここにいたら昼なのかか夜なのかも分からない。」

時は西暦2005年4月25日。正確には26日か27日。いいやもう少し経った5月1日とそのあたり

ニーナ 「あんたも適当じゃないのさ。」

部屋にはこころ
聞こえてくるのは機械の音


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