言語の”勉強”は必要か


語学の学習。
されている方も多いと思います。

私もドイツに来る前にいろんな人から
「ドイツ語勉強してるの?」
「ドイツ語喋れるの?」
と散々聞きました。

ドイツ語、喋れません!!!!

だけど、このライプツィヒという土地は、何度も来ているし、セントラルは基本的に英語で生活できるということを私は知っていました。

それでも
「旅行で行くんじゃなくて生活をするとなると、英語じゃダメだよ。常識だよ。ドイツ語勉強しないと・・・・うんぬんかんぬん・・・・・」
ご丁寧に、ドイツに住む以前に行った事もない方から、色々忠告をいただきました。

私も素直なので(笑)ドイツ語教室に通ったりもしました。
計4〜5回くらいかな?
行ったけれど、ドイツに出発する日に1〜10までも言えるようになりませんでした。
だって日本だったら日常的にドイツ語で会話しないし、復習する時間だってないし〜〜。。(言い訳)

そんなわけでドイツ語0の状態で渡独しました。

ドイツに来てすぐ、レジデンスをさせていただいている「日本の家」のお手伝いに行ったとき
「じゃあ、ヒロコさんバーやって。」
と、お酒を売るカウンターに立つことに。
「無理です!」
と言ってしまえばおしまいなので、やってみました。

まあ、お客さんはお酒を買いにくるわけですから、ビールかジュース、指差してもらえばなんとか分かります。
すぐに数字をドイツ語で紙に書いてもらい、それを見ながらバーに立ちました。

すると
日本で何回通っても結局覚えられなかったドイツ語の1〜10が、一晩で覚えることができました。
そりゃそうですよね。
実践ですし、これこそ、やりながら覚えるということなんですから。
間違えたらどうしよう、じゃなくてとりあえずやってみる。
分からなかったら聞く。
間違えたら、ごめん!と謝る。

だいたいバーにいたら聞かれる質問は決まっています。
「飲み物ください」
「ご飯はどこですか?」
「ご飯はまだですか?」
「トイレはどこですか?」
ほとんどの質問がこの程度。
何度かバーに立たせてもらっている間に、この程度なら単語を拾って会話できるようになりました。

結局その後私は語学学校に通うことになりました。
トントン拍子に話が進んで、連れて行ってもらうことになったからです。

詳しい経緯はこちらから

そしてA1(2ヶ月かかる)が終わったとき、私は突然A2に上がることができなくなってしまいました。

詳しい経緯はこちらから

結局語学学校に戻ることはなく、私はA1(中途半端なドイツ語)の知識のみで放り出されたのです。

結論から言うと、別にそれで良かったと思っています。

なぜなら学校を辞めたことによって、本当にいろんな出会いがあったし、ライプツィヒやドイツ国内にとどまることなく、いろんなところに行くことが出来たからです。

ドイツに来て、行きたかった学校機関の見学も、シュタイナー(幼稚園・小学校)をはじめ、本当にいろんなところに見学に行くことができました。
学校に通っていたら、簡単に平日に休むことは出来なかったし、学校を辞めたことによって行動範囲は一気に広がりました。

そもそも、ビザ的に私は永遠にドイツにいられるわけではありません。

それなら、勉強する前に行動しちゃった方が早いやん?と言うのが私の結論です。

学校へ行って勉強して喋れるようになってから。
と言う気持ちもよくわかります。

私もはじめはそうでした。
だけどそれって、その順序って本当に正解なのでしょうか。

それって、私が渡独する前に言われた”常識”にとらわれてしまっているんじゃないでしょうか。

こちらで生活するにあたって、私は基本的に苦労していません。
英語ができたら基本的には会話はできます。
困れば助けてくれる友人がいます。
ドイツ語も、必要に応じて覚えていっています。
幸い辞書やテキストは持っていますし、分からなければその場で調べます。
ありがたいことに、テキストを使わなくても、インターネットを使ったら一瞬でなんでも出て来ます。

「なんて言うんだろう。」
と思った瞬間に調べたら、すぐに使えるし、使うと言うことは実戦なので覚えます。身につきます。

ドイツ語を学びたくてドイツに来ているんではない。
これがすべての答えです。
学校に行って言語を学んでいる時間に、他の行動をする。
こう、生活をシフトした結果、私は満足のいく生活を過ごすことができましたし、結果、少しですが、生活できるギリギリくらいのドイツ語は習得したと思います。

もっと言うと…

私は23歳の時に、英国Rose Burford Collegeに留学しましたが、特に中学高校以外で英語の勉強はしていませんでした。

高3の時のTOEICのスコアは確か270点とかでした。ひどいでしょ?
英検もなんども受けましたが2級が通りませんでした。
しかも、一応、この英国の大学にはIELTS 5.5以上の英語力がないと入学できないと言う決まりがありました。
IELTS 5.5はTOEI600~700程度だそうです。
英検でいうと2級以上準1級以下だそう。
全然ありませんでした。

私は、自分の持っている英語力で、面接(試験)に挑みました。
喋った英語は中3レベルくらいだったと思います。
ですが、ここでpassしたのです。
英語力も、基準に相当すると認められたのです。
数字にしたら認められないものでも、実践では問題ない、とpassしたんです。

結果、イギリスに留学することができたので、1年後、私は生活レベルでは英語を喋ることができるようになりました。

そしてその時に手に入れた英語力で、ここドイツでも不自由なく生きています。

言語の勉強をしたくてしている人を否定するわけではありません。全く。
ですが、机に座ってノートに書いて覚えるよりも、実践で使って行った方が早いというのが結論です。

行動することが勉強、というか学びに繋がっていく。
結果、覚えて習得していく。
この順序の方が楽しい、ともいえます。

そんなん、まずは暗記からでしょ?!
という声が聞こえて来そうですが、それこそ変な”常識”にとらわれていませんか?
私もずっとずっととらわれてきました。

ですが、どうでしょう。

確かにA1までは学校に行きました。
だけど、学校に行っていた頃よりも、辞めて飛び回るようになってからの方が、確実にいろんな人とコミュニケーションを取っていますし、幅が広がりました。

学校に行くと確かに安心しますが、それって果たして良い安心なんでしょうか。

私は約1年前の自分に言いたいです。

語学学校辞めてよかったよ〜〜!
新しい発見が待ってるよ〜〜〜〜!

って。

出会いがいっぱいやで〜〜!


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