せんす発表会 「せかい」

遅くなりましたが、先日「せかい」が終了しました。
私の生徒さんを中心に構成された凸凹メンバーによる”発表会”。
あえて”公演”ではなく”発表会”と名付けたのにも意味がありまして。
観にくれた方にはその意味がわかったと思います。

演劇にはもちろん観に来る人を楽しませる、考えさせる、感動させると言う面もあります。
でもそれだけだったら狭い間口は狭いまんま。
学校などで積極的に取り入れられていない分、一部の演劇好きな人にだけしか伝わらないものになっているんじゃないかと思います。

私は昔、演劇に救われました。
たまたま入っていた演劇部でたまたまお芝居をしていたので、気がつけば救われていました。
なんでもいい。演劇でも歌でもダンスでも絵を描いたりすることでも。
それだけのこと。いわゆる副教科?副教科にもならない?
だけど、そこに没頭することによって、自分をある意味客観的に捉えることができて、ふわっと楽になったと言うか。

なのでね、演劇を使って発表するその機会で
何か演じる側にも(もちろん観にきていただく方にも)何かしらのきっかけになるものができないかって言う考えから生まれたのがこの企画。

参加者の中身は
女子高生、LGBT、全盲の方と相方の盲導犬、女子大生、OL・・・様々すぎる顔ぶれ。
演目は私が昔に上演した「せかい」のリメイクなんだけど劇中で、自分気持ちを言葉にしてもらうシーンをいくつか作りました。
それじゃ講演会やればいいんじゃないの?
って感じだけど、いやいや演劇の中に組み込まれているからこその届くものがあったと思います。

そして、本番中や終わった後のお客さんも含め、皆さんの表情を見ていると、ああ、やってよかったなあ。という気持ちになりましたよ。
10日前に自分の公演が終わったばかりだったので、体力的にはなかなか大変でしたが、心はポカポカ。やって良かったね。
反響もあり、嬉しい限り。
またいつか、こんな機会も作れたらいいですね。

お疲れさん。

YUKUE -序章 –

今更だけど2月12日、YUIKUE -序章 -がBIGCATにて終了しました。
観劇いただいたみなさま、関係者の皆様、本当にありがとう、お疲れ様。
序章にも関わらずBIGCATは超満員。
立ち見が出るような盛況ぶりで、ありがたいばかり。
一夜限りだったので、反響というか、この後の展開はわからないけれど、
多くの方に目撃してもらったので、良かった。ありがとう。

やりたいことを詰め込んだ序章だった。
そもそも頭の中にある本編を、切り取り、順序を変えてオムニバスにする。
その中にも線の通ったものを作り上げていき
順に壊していく。
そんな世界を作ったつもり。

同業者には受けが良くなかったけれど、面白かったのが異業種のアーティストから好評をいただくことが多かった。
なんというか、正直、日本のエンタメ至上主義に疲れきった私にとって
これは本当に嬉しかった。
これを舞台にあげるのは、額縁のない絵画を見せるようなものだということは始まる前からわかっていたし
私一人がやるならいいけれど、それにこんなにたくさんの人を巻き込んでいいのかしら、という迷いはあった。

難しいけれどやるしかない。
言葉や文章が専門の私が、言葉を使わない方法で表す。
正直、難しかった。
ダンスや歌は私のコンテンツではないので、そこをどうやって扱うかは信頼できる仲間に託すしかない。
そこには葛藤もあったし、違った関係が生まれていくのもわかった。
見たくないものが見えた瞬間もあれば、拍子抜けするほど単純な回答もあった。
今回のベストには落ち着いたと思うからそれで良い。

何事も、やり遂げないと、ただのビッグマウスで終わる。
私が去年BIGCATでやると言った時もそう。
自分自身もこうやってBIGCATで作品を上演し、今、次の制作会議に向けて考えているなんて思いもよらなかった。
誰だって最初はビッグマウス。そこからどう実現するかが鍵だ。

アーティストはビジネスマンと組むべきだと思う。
少なくとも、私のようなニッチな芸術をする人は。
私の周りのビジネスマンは「先生の好きにしなはれ。」と稽古場には一切来ないし、楽屋にも入らない。
私を通してつながりを生み、もちろんその他のものも生んでいく。
私は分かんないのでそちら側には一切口出ししない。
これがなければ、好きなアートなんて生まれない。
こんなこと、当たり前なんだけど、誰もがその方法を見つけるのに苦労する。
やりたいことだけをやるのはとても綺麗事で、でもある意味とても簡単なこと。


やりたいことだけをすればいいんだ。

YUKUEの序章は私にそう思わせてくれた。
それは、目に見える、キャストやスタッフだけでなく、裏でオーガナイズしてくれた人がいたからこそ。
昔P⭐︎MAPという名前で公演を打っていたが、そのころを何が違うの?とよく聞かれる。
答えを言うならば私が基本的に裏に関与していないと言うことだ。
そこに絡んでくるいざこざ、目に見えない圧力、期待、勝手に失望されたり傷つかれたり…大きくなっても回せるなんて到底思わなかったから、手放した。

今との違いはそこだ。

今、私が回しているのは、作品だけだ。
だから半端なく全てを注げる。この環境はものすごくありがたい。

YUKUEの序章を世に出すにあたって、私は正直怖かった。
エンターテイメントじゃなくちゃいけなくて、”泣かせ”なくちゃいけなくて”感動”しなきゃいけなくて”伏線を回収”しなくちゃいけなくて、”勇気”を与えなくちゃいけない、そんな縛りから抜け出したかった。
誰もが自由な発想で生きていいのに、それを奪っているのが、想像力を欠如させているのが今の世の中なんじゃないかって、言うなればそれだけを、言いたかった。
ただ、それだけ。
エンタメを批判しているんじゃない。だけど、エンタメじゃないといけない、日本の商業界、PR界、社会全体が怖かった。

公演を終えて、確かに手応えを感じたのも事実。
言葉や握手でそれを表現してくれたお客様がいて、これはすごいものになると確信してくれた関係者がいた。
ああ、やってよかったな、と思った。

そして何より、一緒に走ってくれた仲間。
彼らがYUKUEを作ったと言っても過言じゃない。
私は何か持って稽古場に来てくれないと、何も出て来ない演出家だからね。
彼らが私を演出家にしてくれたんやと思います。
ありがとさん。

さ、次に向けて走ります。
ご報告とお礼が遅くなってごめんなさい。
本当にありがとうございました。

せんす

YUKUEを観て欲しい理由2

理由1はこちらから↓
https://www.sens-of-wonder.com/blog/tips/2686/

”正直に、悔しいと。
正直に、ここからスタートすると。
正直に、必ず大きな場所でやると。
正直に、応援してほしいと。”

そんな宣言をお客さんの前でした私。
たった15人のお客さんの前で。泣きながらw
なんやねん、新人かよ。
一応13歳から演劇しててさ、年数だけは食ってるのにさぁ
なかなか格好悪いな。私。

だけど、心は新人のつもりだった。
ここから、やっていこう。
そんな覚悟だったんやな。
今から考えても笑っちゃうけど、こっぱずかしいけど。

それから間も無く、YUKUEが動き出すのだけど、
何もかもが急展開で決まったので、
やることは山のようにあった。

今回、あえて「せんすtheatre」とつけたんだけど…

私のスタイル。みたいなんを確立したかったんだな。
「いのうえ歌舞伎」みたいな。
でも、正直、一体何が私のスタイルなんかわかんなかったのも事実。
そんな中で、だけど走り出してしまったもん、止められない。
分かんない中走るなよって言われそうだけど、
外側から環境がやって来ちゃったし、船に乗らないのもらしくないし、
乗るんなら、舵取ろうってことで。

そのせいで、メンバーにはたくさんの不安やフラストレーションを与えているのも分かってる。
なんやねん今までのやり方とちゃうやん。って顔している人もいれば
こういうことがしたかったんか!って人もいる。
空気を気にしてくれる人もいる。
正直、くじけそうなこともあったけど、そこにいる全員がYUKUEを納得できるものにしたいって気持ちが共通していた。
だから、何度も自分自身に問いかけた。

せんす theatreって何よ?

そこにいたメンバーのお陰で、なんとなく。これちゃうかって分かってきた。
今更?分かっとけよ。
もうチケット発売しちゃってる。
なんならVIPは完売しちゃってる。

でも、今わかってきたんだからしょうがない。

私のスタイル。
言うなれば…

脚本 せんす 
作曲・演出・振付 All members

なんやわ。
作曲・演出・振付は、その場にいる人全員。
指揮は振るけど、任せちゃう。
いつでも音楽や出演者とずっとやりとり。
ラインは常に鳴りっぱなし。
現代的でしょ。
ラインだったら時間のある時に読めるしね。
稽古がない時だって、いっぱい話す。
呼ばれたり私が呼ぶことも。
アイディアは常に吹き出していて、こうしたら?って送られてくる。

音楽とキャストは別で稽古に入っているから、出来上がった音源はどんどんDropboxに更新されていく。
私はそれをメンバーに投げる。
すると、振り付けや構成の案が返ってくる。
それを稽古場で突き合わせる。
やっぱり0にして考え直そうなんて事もザラ。
だけど、そんな時間は無駄じゃないと思う。

第3者として見るのは私だけだから、もちろんそういう意味では<演出>なのかもしれないけれど。
そこはさ、せんす theatreやから。

でも役割として振付家がいるわけでもない。この中で、全員で作っていく。時には役割を決めて、時には決めずに。

その中で衝突もあるしその度にじっくり話し合う。

キングコングの西野さんが絵本を分業で作って話題になったけど
なんとなく、その舞台版をやっているような気持ちになってきた。
少しだけ彼の世界に触れる機会がここ数日あったんだけど、
なんとなく、分かったかも知れない。


私も、好きなんですよ。人が。
好きなんですよ、その人の才能を感じるのが。

自分が絶対だなんて思っていない。思えない。

だって、すごいもん。みんなのアイディア。

私は曲は作れないし、振付もできない。
演出だって、思いつくときと思いつかないときとがある。
言葉はあれかな、ちょっと自信がある。

統一性がなくなるんじゃないか。
とか、言われるかも知れないけれど。
じゃあ、統一性のある作品だけが正解なんか?と思う。
他にも楽しみや喜びはあるかも知れない。
その探求をしているんです。私たち。

それだけYUKUEを考えてくれるメンバーがいることに喜び、時には涙し、信念を持って作り上げたいと思います。

しのごの言わずに観に来てください。
アートで世界を変えようと思っています。

私って全然すごくない。
こう思う毎日です。
みんなを振り回してばかりだ。
情けなくなります。
焦るし、怖さもあります。

だけど、走り出してしまったんだから。
そして、一緒に走ってくれているメンバーがいるんだから。

不安になってる暇はないんです。
不安は酒と一緒に飲み干して、やるしかない。
正直、キャストチームも音楽チームも制作も、ギリギリのところで全員頑張っている。
誰もが妥協したくないって思ってる。

2月12日、一回限りの序章のために。

これ、観なかったら後悔するよ。
そして、もっともっと驚かせるからね。
まだまだたくさんあるからね!
ついて来てね。

2月12日
BIGCAT

https://t.livepocket.jp/e/2_425

YUKUEを観て欲しい理由1

2019年2月12日19時。
一夜限りのショーをやります。
その名はYUKUE。

この際だから話そうと思う。
どうして、YUKUEが生まれたのか。
生もうと決めたのか。

元々、3000人規模のお客さんの前に現れるはずだった企画から、私は退いた。
円満に別れたと言って良い。
ここは。
深く言わない。

私も良い大人だし、昔からしたらだいぶん角が取れたと思う。
理解して、納得して、反省までした。
実力不足なんだ、とそれなりに。

日本に帰ってまた1からだ、と思っていた。
だけど、日本に帰国して初めてのイベント。
15人の客席を見て、凄く、色んなものが込み上げてきた。
1からじゃない、15からだし。
この会場のキャパ的には15人入れば埋まって見えるような会場だし。
イベントだし。

だけど、正直な話。

悔しかった。
今年の2月に、amhallで見た景色とはまるで違っていた。
これまで自分がプロデュースして来た公演で見る景色とも全然違った。
イベント自体が失敗だったと言っている訳じゃない。

だけど、完全に悔しかった。
腹が立った。自分に。
ちっちゃい事をした自分に。
お客さんが呼べなくても採算の合う様な事をした自分に。

イベント自体は失敗じゃないよ。
同じようなイベントは続けていきたいと思っているし。

だけど、そう言う問題じゃない。

自分のショボさに腹が立った。
基本的にお客さんの前で話したりしない私だけど、ここで宣言しないと女が廃るとおもった。
女が廃ると言うか、“せんす“が廃る。

終演後、『ちょっと良いですか。』とお客さんの前に立った。
出演者にも何も伝えていなかったので、ポカンとしていた。

自分の気持ちを素直に話した。

正直に、悔しいと。
正直に、ここからスタートすると。
正直に、必ず大きな場所でやると。
正直に、応援してほしいと。

人は正直に話すと感情が動く。
涙が溢れてしまった。

あまり悲しい気持ちを共有する事に慣れていない私にとっては、とても恥ずかしかった。
だけど、溢れてしまった。

そこから…

実際その日にその客席の中にいた方からご縁を頂きました。

2月12日
BIGCAT

ごめんなさい。
正直に告白します。
行ったことも、見たこともない、知らない場所でした。

『O CAT?あの、難波の?』
『いえ、BIGCATです。心斎橋です。』

と、トンチンカンなやり取りをしたくらい。

ライブハウスだそうだから
ミュージシャンの友達に聞いてみた。

『それは、凄いことやで。』
『なんでなん、いくら払ったん?』
『コケたらヤバイ箱やで。』

ざっくり、こんな返事が返って来た。
なんとなくだけど、BIGCATという言葉に周りがざわついているのが分かった。

一瞬で心が決まった。

やる。

私だけのアートをやる。

BIGCATで、見たことのない景色を見る!

瞬時に頭の中には何人かの顔が浮かぶ。

もう、いいや。
無茶だと思ってくれて良い。
お金(ギャラ)はほとんど出せない。
笑われても良い。
BIGCATの事を聞いた時のように、『コケたらヤバイで。』とか、言われるかも知れない。
そうなったら、その人とは一緒にやらなければ良い。
妥協はしたくない。

信頼できるメンバーに声を掛けた。
キャストも、スタッフも、駄目元だった。
わたしには未知だったから。

即答。

だった。

『やるよ!』『やるに決まってるやん!』

ラインの向こうで正直泣いた。
私はまた、いつものしょーもない被害妄想で、彼らからの信頼までも消そうとしていたから。

朝四時まで電話で相談にのってくれた奴もいる。
東京から駆け付けてくれる奴。
大事な仕事を蹴ってまで出てくれる奴。
予算度外視で、面白い!やってみよう!と言ってくれる人。

(何人か被ってるけどw)

一気に動いた。

やろう。

私はセルフプロデュースが苦手だ。
一人で何かするのが苦手だ。
基本的には現場で考えたい。
誰かと一緒に走りたい。

そして、私と一緒にまだ走ってくれる人がいた!

絶対にこけない。
こけさせない。
最後まで走りきる。

実はここに、もう一人キーパーソンがいるんだけど、その話はまた今度。

私が貫きたいものが何か、が分かると思う。
私が守りたいものが何か、が分かると思う。

だから、お願い。
目撃してください。
後悔させないからね。

https://t.livepocket.jp/e/2_425

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シュワっとね

12月22日絶対素晴らしい!STYLEY本気のパフォーマンス!

今朝、家を出るときに、こんな招待状が届きました。

越田歩さん率いるSTYLEYhttp://styley-f.com/about/の本気の公演のチケットです。
もう、なんていうかね
このチケット、デザイン、9(9回目なんだって)のメッセージカード、丁寧な文字。
これだけで、確信しますね。正直。
この公演は大成功するわ、間違いなく。
本気の発表会、毎年1000人規模の観客席は感動に包まれるんだとか。
間違いないと思いますね。

越田さんと初めてお会いしたのは、劇団WAOの振り付け現場。
今、私はWAOさんの第2回公演に向けてアクティングアドバイザーとして関わっていますが、その第1回公演の演出を手がけたのが彼女です。
はっきり言って力がある彼女。
才能のある、天才だと思います。
作り出していく振りは想像を超えるものでした。
センスある!!その場で直感と閃きを大事にしながら、何よりも愛を持って創作している現場で、とても感動しました。
そして、また、謙虚!!
やっぱりね、プロってそう言うところやと思うんですよ。
フラ〜っと行っただけの私なのに
「せんすさん、アドバイスください。」
初対面ですよ?
2〜3言しか話してないのに、そんな相手にアドバイス求めに来る?
しかも、目線は常に下から。人を見下ろさない。
初対面の人に、しかもその現場の演出家に、ひざまづいてアドバイスを求められたのは初めてでしたね。

それがプロなんやな。
3歳から踊っているし、今やSTYLEYは全国区のチアダンス、新体操の組織に。GIFTと言う会社の代表取締役を務める彼女。
生徒三谷スタッフの数はどのくらいいるんだろう。
ちょっとネットで彼女のことを調べましたが最初は5人の生徒さんからスタートして500人まで増えたんだとか。
普通に成功者ですよ。有名人ですよ。
でもね、その姿はどこまでもフラットで、繊細で、愛があります。

私がドイツから帰国するとき、「すぐにでも会いたい!」と一番に連絡を取り合ったのが彼女でした。
お互いなかなかハードなので、早朝に梅田で会うっていうw
話をして、いつかどう言う形かわからないけれど、一緒にお仕事ができたらいいなあ、と思っています。

そんな彼女、そして彼女の生徒さんの集大成。
伺わないわけがありません!
行きますよ!
とても楽しみです。
チケット発売開始から一瞬で埋まって行った客席。
それだけ期待値が高いんでしょうね。
めっちゃ楽しみ!

「せかい」再演します!

せんすです。
この度、2月22日〜23日、Soap Opera Classicsにて「せかい」という作品を再演することになりました。

この作品は去年の2月に、私がもともとやっていたP☆MAPというユニットの最終公演として書き下ろした作品です。
最終公演も色々と紆余曲折があり…。
一度は公演しない!という決断をしましたね。そういえば。
その後、新たにメンバーを募集して、オーディションをやって…

集まったメンバーを見つめていたら、ポワポワと言葉が浮かんできて
あっという間に本当に2日間で書き上げてしまった作品です。

そんな作品をどうして今回再演する運びになったのか
ちょっと、お話したいと思います。

今回の「せかい」に出演したい!と集まったみなさんは、
ほとんど、全員、素人です。
私の生徒さんを中心に集まったメンバー。
”私の生徒さん”と一口に言っても、月2の英会話の生徒さん〜サポートで行かせてもらっている劇団さん経由で興味を持ってくれた人、と様々です。

そして、結果として、ですが、本当にいろいろなメンバーが集まりました。
LGBTの方、全盲で盲導犬ユーザーの方、女子高生、大学生、主婦、起業家…。
なんや、この集団は?!と思うかもしれません。
私も正直、第三者として、そう感じます。

だけど、稽古をしていて分かったことが。
それは、みんなの共通点。
”変わりたい”
”これをきっかけにしたい”
そして
”せんすについていけば何かが変わる!”
ということ。
そのことだけは、稽古中、痛いほど分かります。
プロだけの現場でも「質問ないですか?」と聞くとほとんどの人が口をつぐむのに
この現場ではみんな矢継ぎ早に質問がくる。
「高い音が出ないんですけど。」
「ここのセリフは・・・」
「セリフってどう覚えたらいいんですか。」
なんなら、稽古のない日もラインがきます。笑

誤解のないように言いますが、彼らは決して普段目立つタイプの人間じゃありません。
だから、演劇なんて、自分がやる日がくるなんて・・・!って思っている人も少なくないと思います。
そんな彼らが一つに向かって打ち込む姿。
そして、何より、私が楽しい!
芸術を通じてそれぞれが楽しんでいることがわかるから。
いいものにしようと一生懸命なのがわかるから。

こういうことも、ライフワークとして続けられたらな、と思っています。
そして、この役割をくれたみなさんに感謝。

必ず、お客様の心に届く熱いものが出来上がると思います。

ぜひ、お越しくださいね。

「せかい」
日時 2019年2月22日(金) 19:30〜

2月23日(土)   13:00〜

計2回公演(予定)

場所 Soap Opera Classics(西天満)

チケット代 2400円(1ドリンク600円別)



楽しみだなあ。



ベルリン Unerhörte Musik @BKA Theater

お久しブログになってしまいました。
日本におて、何かと忙しい毎日を過ごしていますが…
ベルリンでのこのパフォーマンスについて書かないと
先に進めないでしょ!
ということで、書きます!

ベルリンのBKA Theatreという伝統ある劇場の  Unerhörte Musikというプログラムに演出家として参加してきました。
 Unerhörte っていうのはドイツ語で「前代未聞」なんて意味。
新しい音楽を届けますよ!という企画です。

ドイツでは散々お世話になっているMichikoちゃん(Michiko Saiki https://michikosaiki.wordpress.com)の演出をさせてもらいました。

ジャンルは現代音楽。
正直、ドイツに来るまでは、私自身馴染みのなかったジャンルでした。
ミチコちゃんと知り合って、彼女の作品を聞いたりみたりしているうちに、私が普段から扱っている作品やアートととても近いことがわかり、演出は挑戦でしたが、飽きることなく最後まで真剣に取り組めた仕事だったなあ、と思います。

こちらBKA Theatre.
ベルリンにあります。
感動したのがやはり地域と劇場との連携が素晴らしいこと。
このプログラムの通年チケットを買って毎月鑑賞に来るお客さんもいるとか。
この芸術に対しての姿勢がドイツに来ると羨ましくなります。

本当に素敵なステージでした。
楽屋も綺麗だし、ケータリングは可愛いし(関係ない)
今回私は演出という立場でしたが、”転換”ということで舞台に上がりました。
そして、ただ転換するだけじゃ面白くないので、しっかり演出効果を狙って出演してしまいました。w

今回一緒にやらせてもらったMichikoちゃん。
彼女はボーカライジングピアニストというジャンルの表現者で、現代音楽を専門としています。
ピアノと自身の声を使って表現するんだけど、本当に才能ある努力家さん。
才能があって努力もできちゃうんだから、正直、怖いもの無しですよね。
学歴だけ見てもプロ中のプロです。
なのに彼女のいいところはね、ツンツンしてない。
むしろいつも謙遜しまくってる。
私のようなどこの誰かわからない演出家にさえ、しっかりリスペクトして接してくれる。
まあ、これが本当の”プロ”なんだよな。と思いました。素敵。

あったり前なんだけど、普通にピアノは超うまくてですね。
尋常じゃない基礎を持っているから、歌ったり喋ったりしながら、しかも現代音楽を奏でるという難しいことができちゃうわけで。
末恐ろしいですよ。
彼女はもっと世にでるタイプの演奏者だと思います。

本人は全然そんな風に思ってないようだけど、そこがミソ。
なんていうかね、すごく細い線の上で、今にも切れそうなのに、飛んだり跳ねたり、時には尻餅ついたりしちゃってる感じ。
そんな危なっかしさが表現にもきっと現れていて、それは唯一無二なんだと思います。


彼女と仕事ができたことは私にとっては本当に勉強になったし、どこの国でもやっぱりソロの音楽家、アーティストが演出家をつけるってメジャーじゃない。
みんなこだわりが強いからさ。それに加えて作曲家のこだわりもめちゃ強いのが現代音楽。
作曲家がもはや演出家やん!って感じの楽譜だし、パフォーマンスする側もセルフプロデュースしないとやっていけないようなそんな世界。
そこに、あえて演出家として呼んでもらった意味はでかい、と私は思っています。

正直、日本でも、あー勿体無いな。と思うパフォーマンスがあります。
でも仕方ない。客観的にみる人がいないんだもの。
そこに、私という演出家を入れてもらえるのはとても嬉しいことでした。
私自身がかなりセッションを大事にしてディバイジングして作っていく演出家だからかもしれません。

一時期、自分を演出家と名乗ることが怖かった時期もありましたが、ミチコちゃんのおかげで堂々と名乗れるようになりました。
ありがとう!

また、ドイツ、戻るぞ!それまでしっかり精進しておきます。

シェンゲン協定90日以内に戻りたい!

さて、タイトルのままです。

ドイツのワーホリビザが切れたあと、きっちり90日後にドイツを飛び立つ(日本に帰国する)航空券を持っていました。

しかし、都合ができ、どうしても2ヶ月後にドイツに戻りたい!
そんな状態でした。

おさらい!

シェンゲン協定について!

です!

なので、まあ、簡単にいうと、
90日いたら、出国から90日は入っちゃいけないよ!
しかもこれは国ごとのルールじゃないから
シェンゲン協定に加盟している国は全部だよ!!

ってことです。

そういえば、以前ドイツの空港で、バックパッカーらしき男の人が
「あ、君シェンゲン協定にいすぎだね。」
と言われどこかに連れて行かれていました…!!( ̄◇ ̄;)

恐怖!!!

私はどうしたか?
今回はそのことについてシェアします。

私は9月の頭に日本に帰国し、11月に戻らないといけない用事がありました。
ギリ90日経ってない!!
あらかじめ11月に帰ってくることがわかったので
ドイツにいる間に旅に出ることにしました。
探せばあるんです。
シェンゲンに入っていない国。

ドイツの近場だったら
トルコやイギリス。
私の場合はお友達がいるということでアルバニアをチョイス。

10日間ほど、シェンゲンから出たのです。
ここで大事なのは「絶対スタンプ押してよね」ってこと。
この期間は出たよ!
っていうことの証明になりますからね。

そして、なんとか、”あらゆる180日”の80日だけシェンゲン内にいた、10日間は外に出た、という証拠を持って、日本に帰りました。

それでもはっきり言って怖い!
入国審査官、どこまでチェックしてるのか、本当にわからないんだもん。

しかも、今回私はパスポートの切り替えの時期でもあったので
持って行くのは新しいパスポート。
これでどこまで分かるのか、私には分かりません。
あの、電子チップにどこまでの情報が入っているかなんて、想像もつきませんよね。

念のために、古いパスポートも持って行きました。
なんか言われた時に「ここで、アルバニアに出たよ!」って言うために…。

運命の入国審査…
・・・・・
・・・・・・・
はい。
一瞬で終わりました。

何も聞かれずに。

なんならお兄さん、くしゃみをした(もう入国を済ませた)おじさんに「ぐずんたいと!」なんて言いながら、私の方はなーんも見ずに、ポンってスタンプ押してくれました。

なんのこっちゃ?!?!?!

こりゃ、電子チップには渡航歴は入ってないんじゃない?って思いました。(根拠のないことなのであてになさらず)
こんなリスキーなことしているのに、なぜかいつもあっさりの入国審査。
私はそんなに善人に見えるのかなw

まあ、法を犯していませんし、やっていることも、ちゃんとルール内ですし…。
堂々としてりゃいいんですけどね。

とにかく、
期間ギリギリで、シェンゲン内に戻ってきたい場合は
戻りたい日数をちゃんと計算して、シェンゲン外に出たら大丈夫です!

…でも、こんなに甘々なんだったらオーバーステイもたくさんあるんだろうなあ。
なんて、思った次第です。

でへへ。

ライプツィヒのベトナム村?!

お久しぶりです。

せんす です。

ドイツに戻っていました。
そしてもう日本に帰国しました。
ああ、あっという間。

なんていうか、、、
寒かった!!(当たり前か)
そして
日本暑い!!!!
いや、マジで。
なんなのこの差。

到着した日は雪が降っていたし
基本的にダウン+手袋+マフラー+極暖ブーツが必須です。。。。

でも・・・
楽しい!!

やっぱ居場所なんだなー。ここ。って思っちゃいます。
今回は舞台の演出のためだったので毎日リハーサルで
まあまあ忙しかったんだけど。。
それでも、毎日が刺激的でそれでいて心が落ち着く場所なんです。

さて、そんな中空き時間に連れて行ってもらった場所。

Dong Xiang Markt!

ライプツィヒは旧東ドイツ時代からベトナムの人が多く住んでいます。
今でも、2世や3世がいて
お店もたくさんあります。

そんな中で、ここは・・・!
ベトナムの人がやっている巨大マーケット!(アジアなどからの輸入)
ベルリンにもあるそうですが、
本当にでかい!!
なんだここは?!

これ、全部お店!
ご飯屋さんだけでなく服・カバン・帽子・食器・日用雑貨・・・とありとあらゆるものが。

食料品もあります。

もやしなんてドイツで食べられないと思ってたら売ってた・・・。
里芋とか、なかなかドイツのスーパーでは買えないものも・・!

魚が売られてた・・。
一匹丸ごと買うんだろうか・・?

日本からのものもあって
醤油や味の素も置いてありました。
本当になんでもある!!

すんごいレトロなシャーペンを見つけてしまい、つい、お土産に買ってしまいました。
多分中国?からのものかなあ?

なんかもう、いろんなものを通り越して可愛くてw
4色も買ってしまいました。
ちなみに一つ50セントw 六十円くらいw
誰かにあげよう。ドイツのお土産としてw

後は、これ。
これも買いました。
便利なやつ!
紅茶を葉っぱからいれるときに、直接マグカップで出せる道具です。

これも超安かった。
1、5ユーロだから二百円くらい?

本当に、なんでもあります。
1日時間潰せるかもってくらい広くて、楽しかった・・・!

最寄りはSバーンのLeipzig Nord駅。もちろんトラムでも行けますよー。トラムだと1番かな。

こんなちょっとした楽しみもありました!

ライプツィヒで大きなアジアンマーケットに行きたくなったらぜひ!

Dong Xuan Marktのホームページ